落ちる?落ちない?
どうやって重ねたの?
そんな不思議な岩が小豆島の小瀬にあります。
小瀬の重岩(こせのかさねいわ)は小瀬石鑓神社のご神体として祀られている大きな石。
小豆島には複数の採石場(丁場)が残っており、重岩のあたりもそうした場所の一つです。
岩もさることながらここから見る瀬戸の景色もすばらしく、いつまでも眺めていたくなります。
重岩へは山の中腹まで車で行くことができ、駐車場からは徒歩で約20分。
山道は階段が多く、岩場を登るところもあってややハードですが、興味のある方は小豆島の思い出にぜひ訪れてみてください。
重岩(かさねいわ)への行き方
重岩(かさねいわ)は小豆島の小瀬にあります。
公共交通で行く場合
最寄りのバス停は小瀬。
土庄港から西浦線で小瀬に行くことができます。
バス停からは徒歩になります。地元の方に聞いた話では重岩までは片道小1時間ほどの登山になるとのこと。体力や時間を考慮し、食料・飲料を準備しておいたほうがいいでしょう。
車で行く場合
県道254号線を車で走ると道が2つにわかれている場所があります。
案内にしたがって左側の道に入ります。
そのまま進むと次の曲がり角の案内がでています。
曲がり角には案内が出ているので迷うことはないでしょう。
ここからは道幅がやや狭くなります。急カーブもあるので気を付けて!
道なりに進むと駐車場に到着です。
小瀬石鎚神社駐車場(出迎え不動)から重岩へ
駐車場からは山道を徒歩で登ります。登山用の杖が置いてあるので、自信のない方は借りておくといいでしょう。
出迎え不動の左側が出迎え道、右側が帰り道になっているようです。
この近くにトイレがあります。ここから先にはなかったので、ここですませておきましょう。
登山道は階段が多めです。けっこうハード・・・!
10分ほど登ると神社が見えました。重岩不動石鎚神社です。ここで一休憩。
小さなお堂があります。
お堂の扉を開けてみると、祀られているのは巨石でした。
お参りをした後は扉は必ず閉めておきましょう。
重岩不動からの道は岩場に変わります。
このような岩場を登るので、できれば靴はスニーカーのような歩きやすいものがベスト。ヒール靴では大変だと思います。
重岩(かさねいわ)が見えました!
駐車場からここまで20分くらいで着きます。
小瀬の重岩(こせのかさねいわ)
自然にできたものなのか、人工的に造られたものなのかがわかっていない重岩。
自然のパワーを感じることができるこの場所は、パワースポットとしても人気があります。
見れば見るほど、どうしてこんなになったのだろう・・・と不思議になります。上に乗っている大岩は落ちることはないのでしょうか?
霊峰石鎚山の3の鎖が奉納されていました。
石鎚山には鎖を使って岩場を登る場所が3か所あり(迂回路もあります)、3の鎖は弥山(1970m)の頂上付近にある最後の鎖場です。霊峰石鎚のパワーももらえそうですね。
重岩の周辺からはすばらしい眺めを楽しむことができます。
岡山方向の景色。小豆島の一部や沖島、葛島が見えています。
こちらは手前が小豊島、奥が豊島です。
重岩に来る人はここで写真を撮りたいと思って来ている人が多いので、いつまでもベストスポットに居座らず、譲り合って気持ちよく過ごしたいですね。
訪れた日は秋晴れの晴天で、とても気持ちよく過ごせました。
運動不足なので登るのは階段がきつくて息が上がりましたが、行ってみて良かったです。
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