瀬戸の島旅。
島で宿泊するのも楽しいけれど、複数の島へ訪れる場合や島＋高松観光であれば高松で宿泊したほうがやっぱり便利です。
でも初めて訪れる街の場合、周辺になにがあるのかよくわからない、この場所のホテルで不便はないかな？と心配になったりしませんか？
このページでは高松在住者の視点で高松港周辺の環境について紹介しています。
どのエリアで宿泊するのが自分たちにとってのベスト？
ホテルの立地選びの参考にしてください。
高松港のすぐ目の前にあるホテル
「島へ渡る」ことを考えると、高松港のすぐ目の前にあるホテルはかなり魅力的。
JR高松駅や高速バス乗り場、高松空港リムジンバスの発着場もすぐそばなので、遠方から訪れやすいのもポイントが高い。
そんな立地のホテルがJRホテルクレメント高松とJRクレメントイン高松です。
JRホテルクレメント高松は以前は全日空ホテルクレメント高松という名称で、皇族が来県された折に宿泊されているホテルです。
階数や部屋の向きによると思いますが、海側のお部屋なら窓から高松港を出入りする船の様子や瀬戸の島々を望むことができそう。
JRクレメントイン高松は2018年10月に開業したばかりの新しいホテル。
JRホテルクレメント高松と比べるとお値段設定がリーズナブルなのがうれしい。
デメリットは高松港・JR高松駅周辺は飲食店があまり多くはないこと。
そして駅前広場、海、誘致が進まず広場のままになっているサンポート、玉藻公園に囲まれているため、夜間はやや寂しいかんじがあります。
食事(夕食)は特にこだわりがなければ近くにあるシンボルタワーや駅の周辺を歩けば見つけることができます。
居酒屋やカフェがある北浜アリーまでは1km弱くらい(10分強)。商店街までは徒歩で約15分位なので、歩く元気があれば食事の選択肢は広がります。
もちろん、ホテルで食事をするのもいいでしょう。
高松駅周辺のホテル(オフィス街近辺)
高松は支店経済の街です。
そのためでしょうか、オフィス街へのアクセスが良好なJR高松駅前や駅の南側周辺にはホテルが多くあります。
このあたりにあるホテルの特徴は、小～中規模のビジネスホテルが中心なこと。お手頃なお値段で高松港へも近く、使い勝手がいいエリアだと思います。
ただ、ビジネス街と高松駅に挟まれたエリアなので夜はやや寂しくなりそうな印象です。
ホテルの周辺には飲食店があるので、こだわらなければ食事はそこまで困らないでしょう。
元気があれば商店街のほうへ食事に行くのもオススメです。
商店街近くにあるホテル
高松港から徒歩で約15分(兵庫町商店街または三越まで)と少し離れますが、商店街の近隣に何軒かホテルがあります。
15分なら徒歩圏内だと思いますが、荷物がある場合は高松駅からバスや電車を使うこともできます。
商店街なのでいろいろなショップや飲食店が多い点が魅力的。ただしショップは19時～20時頃には閉店します。
高松中央商店街のアーケードの総延長は約2.7kmと日本一の長さで、兵庫町商店街、片原町商店街、丸亀町商店街、ライオン通商店街、南新町商店街、常磐町商店街、田町商店街の7つの商店街があります。
この中でライオン通商店街はいわゆる「夜ににぎわう商店街」。昼に通ると薄暗くて店もまばらなのに、夜に通るとお店も開いて人通りも多くてにぎやか。飲食店が多いので歩きながら探すことができるのですが、声をかけてくる人にはご注意を。
他の商店街は夜になると店が閉まり、人通りも少なく閑散とした感じになります。
このエリアは高松港からは少し離れるけれど、飲食店やお店が多いので食事(夕食)が選びやすいのがいいところでしょうか。オフィス街にも飲食店が点在しています。
商店街には地図に記したホテル以外にも複数のホテルがあるので、港との距離を考えながらチェックしてみてください。
ホテル川六は中央通りからだいぶ奥に入っていますが、近年とても人気の高いホテルです。
高松港の東エリアにあるホテル
高松港から東に行ったエリアにも数軒のホテルがあります。
海にも近く、高松港からもそこまで離れていない(徒歩20分程度)のですが・・・。
地図で示した通り、近くに歓楽街があります。
ソープランドとか。
夜になるとネオンがキラキラ。
近いとはいっても、シャトーエストとソープランドとはこのくらいは離れています。
友人がシャトーエストに宿泊したことがあるのですが、「フツーのビジネスホテルだったよ」とのこと。
ただ、何も知らずに予約をして、ホテルへ行くと回りがネオンキラキラだったらビックリするかなと思いまして。
そして歓楽街はあまり好きではない、近寄りたくはないという方はこのエリアを外したほうがいいと思います。(ホテルオークラはソープランドエリアからは離れているので、あまり気にしなくても大丈夫です）
気にしない方は、倉庫を改造したお店が人気の北浜アリーにも近いですし、海を見つつ散歩がてら港まで行くこともできるので、それはそれで楽しめそうです。
ただ、このあたりは周辺に飲食店が少なめなのがネックでしょうか。
夕食をどこかで食べてからホテルに戻る、というのがいいかもしれませんね。
番外・ヤノベケンジ氏の作品があるホテル
島へ渡る方の中には瀬戸内国際芸術祭をはじめ、アートに関心がある方もいらっしゃると思います。港からは離れてしまいますが、We Base高松にはヤノベケンジ氏のSHIP’S CAT(Returns)を設置しています。
We Base高松は2018年12月にオープン。ドミトリーもあるカジュアルなホステルです。
周辺に飲食店も多く、滞在しやすい環境だと思います。
ただ、港までは徒歩で約25分と少々離れているのが難点。
荷物がある、体力を温存したい、歩くのがしんどい場合はバスを利用するのもいいでしょう。
高松で素敵な滞在を
高松港まで徒歩圏内のエリアにあるホテルにしぼって紹介してみました。
簡単にまとめると、
- JR高松駅や港周辺は交通の便はいいけれど、お店は限られる
- 商店街はお店は多いけれど、港からは少し離れている
という感じでしょうか。
目的と好みと予算にあわせて、素敵なホテルライフをお楽しみください。
↓↓下のバナーから旅行の公式サイトへ飛ぶことができます。↓↓
コメント