瀬戸内国際芸術祭2019の犬島レポートです。
このページでは犬島への船の時間、作品鑑賞の順番、食事、島であったことをまとめています。作品の感想よりも回った順番をメインに書いていますので、芸術祭で犬島へ行くときの参考にしてください。
瀬戸内国際芸術祭で犬島へ(概要)
行った日 | 2019年4月 平日 |
メンバー | 夫、友人と3人 |
船の時間 | 宝伝港13:00発-犬島13:10着[高速船] 犬島17:15発-宝伝港17:25着[高速船] |
島での滞在時間 | 約4時間 |
島での移動方法 | 徒歩 |
作品鑑賞 | 全作品を鑑賞(イベントを除く) |
宇野で作品を鑑賞した後、犬島へ行きました。
宇野の作品鑑賞レポートはこちらです。
今回のメインの移動(高松から宇野、宇野から宝伝港)は自家用車を使っています。
宝伝港から船(高速船)に乗って犬島へ。
ランチはたまのの「たまべん」
宇野の作品鑑賞を終え、宝伝港へ向かいます。
小1時間位で宝伝港に到着。時間は12時過ぎくらい。
宝伝港のベンチで買ってあったたまのの「たまべん」をいただきました。
内容はこんなかんじ。
- 穴きゅうロール
- たこ飯
- 雑穀菜飯
- がんもと生しいたけの含め煮
- オリーブ夢豚とたけのこ焼売
- 味玉
- トマト
- キビとさつまいもの甘酒きんとん
- 島ピクルス by EAT & ART TARO
入れ物も、中身も、ころんころんと丸い形がかわいらしくて、「うふふっ」と顔がほころんでしまうお弁当。だけど容器が小振りなので、大食いの方?にはちょっと物足りないかもしれません。
犬島の作品鑑賞
宝伝港13:00発の高速船に乗って犬島へ渡りました。13:10着。
犬島チケットセンターのそばにテントがたっていて何かをしているようでした。行ってみると、ちらしずしや飲み物の販売やぜんざいのお接待をしています。
やさしい甘さのぜんざいはとてもおいしかったです。
犬島チケットセンターで犬島精錬所美術館のスタンプと入場券をもらいます。
3年前とは建物内部の造りが変わっていて、お土産スペースをゆったりととっていました。
ここにはロッカーもあります。
ロッカーなのにすごくオシャレ。雰囲気を壊さないようにし配慮しているのですね。
まずは犬島精錬所美術館へ。
銅精錬所の遺構を美術館にしています
人が少なくて建物内も待たずに入ることができました。
スタッフの方からトイレの仕組みの話を聞くことができたのがおもしろかったです。
精錬所美術館のトイレは肥料にしてみかん畑でつかい、そのみかんを人間が食べる・・・という循環システムにしているのだそう。
写真では少しわかりにくいのですが、そのことを図で表したものがトイレの壁に描かれています。
精錬所美術館を後にして家プロジェクトへ。
まず最初にF邸。(内部は撮影禁止)
F邸をでると道が左右に分かれていますが、どちらからでも回ることができます。
いつも右の道を行くのですが、今回は左の道へ。左の道のほうが次の家プロジェクトがすぐにあります。
【石職人の家跡】。
S邸。
新作に変わっていたA邸。
A邸から次へ行こうとしたときに
「鯉を見ていかんか」
と年配の男性から声がかかりました。
「あそこにおるぞ」
と指し示す小屋の中に入ってみると、そこにはなんとも立派な鯉が泳いでいました。
一番大きな金色の鯉は30年育てているのだそう。
ちなみにこの男性、犬島チケットセンターに貼ってあった犬島新聞でも紹介されていました。
A邸のあたりで声をかけられたら、ぜひ、鯉を見てみてくださいね。
小屋の中には西部警察の犬島ロケの資料も置いていました。
少し歩くと新しい建物が目に飛び込んできました。
犬島ホッピーバーです。2019年4月26日のオープン。
ホッピーや軽食を置いてあるようです。
中の谷東屋。
中で手をたたくとものすごく反響するのがおもしろい。
C邸。
春会期が終わったら作品が入れ替わるみたいですね。
I邸。
合わせ鏡の不思議な映り込みがおもしろくて、あれこれ試してみました。
お庭も春の花がきれいに植えられています。
家プロジェクトの鑑賞が終わったので植物園を目指します。
少し離れたところにありますが、道々に案内が出ているので迷わず行けるでしょう。
途中、犬島ハウスプロジェクトのワンちゃんがいます。
植物園をぐるりと散策していたら、白いニワトリと茶色のニワトリがいました。
白いニワトリは顔つきからすぐに烏骨鶏だとわかったのですが、茶色のニワトリは自分が知っているどのニワトリよりも体が大きくて。こんなニワトリ見たことがない!
庭の手入れをしていた方に聞いてみると、茶色いニワトリは名古屋コーチンとのこと。
名古屋コーチンは卵や食肉用に改良されたため、卵を産んでも「育てる」という意識がほとんどないのだそう。
そこでヒナを育てている烏骨鶏に名古屋コーチンのヒナを託しているのだそうです。烏骨鶏が名古屋コーンのヒナもかいがいしく面倒をみているんですよ。
小さな売店にはペットボトルのドリンクのほか、ハーブの種や卵を売っていました。
これにて犬島の作品鑑賞終了です。
01 F邸【Biota(Fauna/Flora)】名和晃平
06【石職人の家跡/太古の声を聴くように、昨日の声を聴く】淺井裕介
02 S邸【コンタクトレンズ】荒神明香
03 A邸【Yellow Flower Dream】ベアトリス・ミリャーゼス
08【中の谷東屋】妹島和世
04【エーテル】下平千夏
05【Self-loop】オラファー・エリアソン
09【犬島 くらしの植物園】妹島和世+明るい部屋
時間があったのでuki cafeで一休みしました。
uki cafeからは海側の道を回って港へと戻ります。
途中、【石職人の家跡】のような絵柄が道路に描かれていました。
犬島チケットセンターでお土産を見たり、トイレをすませたりして、17:15発の船で宝伝港へ戻りました。
瀬戸内国際芸術祭2022公式ガイドブック
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