瀬戸内国際芸術祭2013の小豆島レポートです。
このページでは小豆島への船の時間、作品鑑賞の順番、食事、島であったことをまとめています。作品の感想よりも回った順番をメインに書いていますので、芸術祭で小豆島へ行くときの参考にしてください。
瀬戸内国際芸術祭で小豆島へ(概要)
行った日 | 2013年8月 土曜日 |
メンバー | 夫、友人たちと総勢5名 |
船の時間 | 高松港8:02発-小豆島(土庄港)9:02着[フェリー] 小豆島(坂手港)18:00発-高松港18:40着[高速船] |
島での滞在時間 | 約9時間 |
島での移動方法 | 路線バス、徒歩 |
作品鑑賞 | 訪問エリアの全作品を鑑賞(イベントを除く) |
今回は福田、馬木、坂手の作品を鑑賞する計画を立てました。
ひょんなことから途中で芸術祭とは関係ない場所にも立ち寄っています。
小豆島 午前中の作品鑑賞
土庄港からすぐに南回り福田線のバスに乗って福田を目指します。
土庄港ターミナル前9:15発
福田港10:11着
福田港から作品を展示している福武ハウス(旧福田小学校)までは徒歩で5分程度。
小学校内にも複数の作品を展示してあり、順番に見て回りました。
小豆島での昼食(ランチ)
11時過ぎとお昼には早い時間だったのですが、次へ移動する前にランチをとったほうがいいだろうということになり、小学校の体育館で運営していた福田アジア食堂でランチをいただきました。
小豆島 午後の作品鑑賞
食事を終え、バス停に向かおうとしたところに人が近づいてきました。
「無料で大阪城石切丁場跡を案内しています。どうでしょうか」
瀬戸芸ガイドブックの中でイベント(E14)として紹介されている「小豆島 石の未来シンポジウム」の縮小版のようなものらしい。
私たちの予定は
福田港12:30発
安田12:54着
のバスの便を利用して馬木エリアへ行くつもりだったのですが、石切丁場跡へのツアーは
12:00出発
見学は30分ほど
その後は安田まで送迎
ということで、これなら自分たちの予定とは大きく違わないと思い、参加することにしました。
思いがけず大阪城への石を切り出した天狗岩丁場を見学することができてラッキーでした。
石切場跡を見学した後は安田で解散。
芸術祭の作品鑑賞再開です。
春会期はオリーブ公園に展示していた【つぎつぎきんつぎ】がここ安田と土庄本町での展示に変更になっていたので鑑賞。
馬木エリアまでは徒歩で移動。
芸術祭終了後は地域の社交の場となると思われる馬木キャンプでは、お接待をしていました。
冷たいお茶にトコロテン、夏野菜の漬物をいただきながら一休憩。
馬木のバス停から次の作品があるところまでバスに乗ろうと思っていたけれど、時間が合わなくて歩いていくことにしました。
次の作品へと歩いていく途中で、京宝亭に立ち寄ってお買い物をしました。
佃煮の試食ができるのですが、どれもおいしくて迷ってしまいます。
京宝亭を出た後は、近くにある芦ノ浦のバス停からバスに乗って坂手港へ。
予定ではこの年の7月から運行を開始した坂手港発高松行きのフェリーに乗って帰るつもりでした。
坂手港の出発時間は17:20。
先にチケットを手配しておこうと、坂手港の切符売り場へ。
切符売り場で問い合わせてみると、
「今日は特別ダイヤですからそのフェリーはないですよ」
えええ!?
てっきり毎日運航しているものだと思っていたのに、週末とお盆は特別ダイヤが設定されていたのです。
急遽、どうやって帰るかを考える必要が出てきました。
便数の多い土庄港まで戻る?
いい時間の便があれば草壁か池田からのフェリーに乗る?
しかし今いるのは坂手港。どの港に移動するにしても時間がかかります。
ふと、切符売り場の方が
「17:20のフェリーはなくて、18:00の高速船になりますね」
と言ったことを思い出し、もう一度確認をしてみます。
するとこの高速船、就航間もないこともあって料金はフェリーと同一の600円とのこと。
うん、これだ!これで帰ろう。一件落着です。
作品鑑賞を再開。
084【おおきな曲面のある小屋】島田陽
085【オリーブのリーゼント】清水久和
086【小豆島カタチラボ】graf
082【Umaki camp】ドットアーキテクツ
083【コミュニティアートプロジェクト】小豆島町民+山崎亮+studio-L
081【醤油倉庫レジデンスプロジェクト】小山泰介/(会場構成)織咲誠
080【壺井栄生誕地お花畑プロジェクト】
079【Creator In Residence「ei」】UMA/design farm + MUSEUM
077【ザ・スター・アンガー】ヤノベケンジ
078【ANGER from the Bottom】ビートたけしXヤノベケンジ
作品鑑賞を終えて坂手港の切符売り場に戻り、高速船のチケットを購入。
「乗り場が少し離れているのでバスで案内します」とのことで、やってきたバスに乗り込んだのですが、歩いても行けるくらい近い場所でした。
そしてそこに停泊していたのは、見たこともない黄X黒というカラーリングの高速船。
BARCA SOLARE号(太陽の船)と名付けられた船は、ヤノベケンジ氏のデザインだそう。
船内に入り、さてどこの席がいいかなと思っていると、友人が「あ!」と声をあげ、すかさずその席を確保しました。
友人が選んだ席はなんとビートたけしさんのサイン入り!
2013年7月に来島した際にその席に座っていたようです。
予定していたフェリーがなかったおかげで、思わぬものを見ることが出来ました。
瀬戸内国際芸術祭2022公式ガイドブック
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