瀬戸内国際芸術祭2013の高見島レポートです。
このページでは高見島への船の時間、作品鑑賞の順番、食事、島であったことをまとめています。作品の感想よりも回った順番をメインに書いていますので、芸術祭で高見島へ行くときの参考にしてください。
瀬戸内国際芸術祭で高見島へ(概要)
行った日 | 2013年10月 日曜日 |
メンバー | 夫、友人と総勢9人 |
船の時間 | 本島13:35発-高見島14:00着 高見島17:35発-多度津港18:00着 |
島での滞在時間 | 約3時間35分 |
島での移動方法 | 徒歩 |
作品鑑賞 | 全作品を鑑賞(イベントを除く) |
本島と高見島を合わせて1日で鑑賞する計画をたてました。
本島から高見島へは秋会期のみ運行している高速船で移動。
多度津港から自家用車をとめてある丸亀まではタクシーで戻りました。
高見島での作品鑑賞
高見島到着。たくさんの黄色い旗が出迎えてくれました。
港には多度津港行きのフェリーの時刻表が出ていました。来島者が多いのでしょうか、臨時便が用意されています。
最初に港から一番遠い場所にある板持(いたもち)集落の作品を見ることにしました。
板持集落を目指しながら、道すがらにある作品を鑑賞します。
板持集落は港からはとても遠いです。
歩いていると途中でレンタルサイクルを扱っているところがあったのですが、やっぱりというか、全車貸し出し中。しかも数人が待っている状態。
わたしたちは9人グループなので自転車を借りるのは無理だと思って早々に諦めたのだけど、歩いていると自転車に追い抜かれていくので自転車が羨ましかったです。
30分近く歩いてやっと集落の入り口と思われる場所に到着。作品があるのはここからさらに山道を登って行ったところです。
登ってすぐのところにあるのかと思っていたら、予想外に上り道は続きました。
息を切らしてやっとたどり着いたのは・・・
ただの廃墟。
もうちょっと、どうにかならなかったのでしょうか・・・。
せめて、こういう風な再生を考えているというラフ原画でもあればねえ・・・。
港のほうへと元来た海沿いの道を戻ります。
海岸では変わった形の岩を見ることができました。
港近くの集落に展示している作品の鑑賞をしていくのですが、この集落が山の斜面にあるため、アップダウンがかなりキツイです。
往復で1時間近く歩いた後で坂道を上るのはなかなかハードでした。
まずは海のテラス。
レストラン営業をしている作品で、敷地内の民家では別の作品の展示もしています。
海のテラスの敷地にある「ウミノナカニイル」という小さな建物に入ると、壁に鏡が貼ってあり、鏡に空や海が映りこんでとても素敵で幻想的な空間を楽しめます。
海のテラスを出ると、芸術祭の作品ではないのですがテントの中にキリンの置物がいました。
さらに少し歩いた道端に「天女の瓦」と書かれた看板が出ていました。
ちょっと寄り道。屋根の上なので少し見づらいのですが、たしかに天女がいます!
道沿いにあった作品。
120番は室内で版画の展示をしていました。
室内が暗すぎて写真がブレてしまったうつりかわりの家。
実際は暗い部屋の中で無数の光の点が光っていてとてもきれいな作品です。壁に穴を開けているだけかと思ったら、開けた穴にアクリル棒を差し込んでありました。
個人的にとても好きな作品、蛸の家。
タコは木でできています。酔いどれタコがかわいい・・・!
高見島はかつては除虫菊の栽培がさかんだったらしいです。
これで集落内の作品鑑賞が終わり、港へと戻ります。
途中、きれいにつくられた花壇がありました。「さざえ隊」は高見島応援ボランティアサポーターです。
友人が途中にあった販売所でタコの旨煮を買ってきて、わけてくれました。
ものすごく柔らかくて味が染みてておいしい!
今回の高見島では作品鑑賞スタンプラリーをやっていて、スタンプを押したリーフレットを港の案内所で見せるとポストカードをくれました。
会期中の土日祝の16時からかがり火をたく望郷の火。
そして高見島の作品ラストは高見島と多度津港を結ぶフェリーのデコレーションです。
デコレーションの中には少林寺をしている人物もいました。
多度津に金剛禅総本山少林寺の総本山があるので取り入れたのでしょう。
これにて高見島の全作品の鑑賞を終わりました。
瀬戸内国際芸術祭2022公式ガイドブック
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