アートの島、直島。
主な観光エリアは大きくわけて、宮浦(宮ノ浦)、本村、ベネッセエリアの3ヵ所があります。
このページではベネッセエリアの観光スポットをまとめてみました。
直島・ベネッセエリアの観光スポット
地中美術館
地中美術館のスタートはまず地中美術館チケットセンターから。
ベネッセハウス場内無料シャトルバスに乗ると、このチケットセンター前で降りるようになります。
自転車で回っている方もまずはここを目指してくださいね。
以前はここチケットセンターで入場整理券を配布ししていたのですが、2018年8月1日以降、オンラインチケット販売に変わりました。
オンラインで入場チケットを購入しておいて、チケットセンターで鑑賞券を受け取るようになります。
チケットセンターから地中美術館へは少し歩きます。
道はきれいに花壇をしつらえてあって、四季の花々を楽しむことができるんですよ。
モネの睡蓮をイメージしたような水辺もあり、美術館までの道も作品へつなげるための演出なんだろうなと感じます。
地中美術館に到着。
なかは撮影禁止になっています。
作品は
- クロード・モネの「睡蓮シリーズ」
- ウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノー・タイム」
- ジェームズ・タレルの「アフラム、ペール・ブルー」「オープンスカイ」「オープン・フィールド」
があり、私のお気に入りはジェームズ・タレルの「オープン・フィールド」。
テレビのブラウン管の中に入ったらこんな感じなのだろうか?なんて想像してしまう、不思議な感覚がたまらないのです。
1度に鑑賞できる人数に制限があるため、混みあっているときは少し待たなければいけません。
ウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノー・タイム」は「アドベンチャー映画のラスボスとの対決の部屋」とひそかに思っています。いやあの大きな球体とか、どこか神々しい雰囲気の空間とか、ハリウッド映画にありそうに見えるんですよ。
ちなみにこの部屋、ライトではなく明り取り窓で室内の明るさを確保しているというのだから驚きです。
時間帯によって、天気によって、異なる表情を見せるのだそう。時間が許されるのなら1日中眺めてみたいものです。
桜の迷宮
桜の迷宮[安藤忠雄]
瀬戸内国際芸術祭2016の時に新しく整えられた公園。
私が訪れたときは桜の時期には早くて残念だったけれど、満開の頃に訪れたら一面ピンク色に染まるのでしょうね。
もうひとつの再生
もうひとつの再生[三島喜美代]
「桜の迷宮」の近くにあった作品。巨大なゴミ箱!
地中美術館チケットセンターから徒歩で10分弱くらい。
李禹煥美術館
李禹煥美術館と地中美術館の間はシャトルバスが運航しています。
大人の足なら歩いても10分ほど。
道路から下ったところに建物があります。
人工物と芝生との対比が素敵。
建物や空間も作品なのだなあとしみじみと感じますね。
建物のエントランスへと続く通路も芸術的。
建物内部は写真撮影禁止です。
屋外にも作品があります。
私が好きなのは美術館の前に広がる広場です。
海に向かって開けていて、季節によってはさわやかな風が吹き抜けて。
時間が許すのであれば、ここでのんびりと過ごしたい…そう思う場所なのです。
スラグブッダ88
スラグブッダ88-豊島の産業廃棄物処理後のスラグで作られた88体の仏[小沢剛]
李禹煥美術館のバス停の近くに展示してあります。
ベネッセハウスミュージアム
美術館とホテルが一体になった施設。館内撮影禁止。
家プロジェクトの碁会所を手がける須田悦弘さんの「雑草」、ブルース・ナウマンさんの「100生きて死ね」、杉本博司さんの「タイム・エクスポーズド」等を見ることができます。
「雑草」は例えば階段横の壁面にさりげなく飾られていて、気にしていないと作品だと気が付かないかも。
「タイム・エクスポーズド」は屋外展示作品「タイム・エクスポーズドノルウェー海 ベステローデン諸島」とリンクしている点にも注目。
ベネッセハウスミュージアム周辺の屋外展示作品
三枚の正方形[ジョージ・リッキー]
ベネッセハウスミュージアムの周辺に複数の屋外展示作品があります。
この「三枚の正方形」は道路から見えるところにあったので鑑賞できました。
ほかの作品は道路から海のほうへ降りて行ったところにあるので、私はまだ鑑賞出来ていません…
ベネッセハウスパーク周辺の屋外展示作品
ベネッセハウスパーク前に広がる芝生広場に複数の作品があります。
この場所は町営バスの終着点、つつじ荘から徒歩で行くことができますよ。
南瓜(黄かぼちゃ)
南瓜(黄かぼちゃ)[草間彌生]
「腰掛」「らくだ」「会話」「象」「猫」
「腰掛」「らくだ」「会話」「象」「猫」[ニキ・ド・サンファール]
平面によって2分割された円筒
平面によって2分割された円筒[ダン・グラハム]
かえると猫
かえると猫[カレル・アペル]
Final Call
Final Call[アンソニー・カロ]
この作品は芝生広場から建物を挟んだ反対側、ベネセハウスパークの玄関口横に展示しています。
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