アートの島、直島。
主な観光エリアは大きくわけて、宮浦(宮ノ浦)、本村、ベネッセエリアの3ヵ所があります。
このページでは本村の観光スポットをまとめてみました。
直島・本村地区の観光スポット
本村地区の見どころと言えば、なんといっても家プロジェクト。
改修した空き家などに作品を展示しており、2018年現在公開しているのは7軒です。
また、本村では路地のあちこちにちょっとした”作品”があるんですよ。散策しながらそれらと出会うのも楽しみの一つになっています。
宮浦港から本村へはバスで5,6分ほど。
バス停「役場前」で降りると家プロジェクトの「はいしゃ」が近いです。
家プロジェクトの鑑賞チケットを購入する場合は「農協前」で降りるようにします。チケットは本村ラウンジ&アーカイブか植田たばこ店で購入することができます。
家プロジェクト
本村地区で展開しているアートプロジェクト。
鑑賞チケットは2種類あります。
- 共通チケット(「きんざ」を除く6軒を鑑賞)
- ワンサイトチケット(「きんざ」を除く1軒のみ鑑賞)
詳しくは公式サイトにて。
角屋(かどや)
角屋(かどや)[宮島達男]
薄暗い室内、水の中で点滅する無数の数字たち。
デジタルカウンターは町の人たちがそれぞれ設定したものなのだそう。
護王神社/アプロプリエイトプロポーション
護王神社/アプロプリエイトプロポーション[杉本博司]
ガラスの階段が不思議な雰囲気をつくりだす護王神社。
この階段は地下の石室まで続いています。
少し回ったところにある横穴から石室へ入ることができるのですが、石室から外を見たときの景色がすばらしい。
この景色を切り取るためにこの場所に横穴を作ったのだそうです。
南寺/バックサイド・オブ・ザ・ムーン
南寺/バックサイド・オブ・ザ・ムーン[ジェームズ・タレル]
1回につき入場できるのは16名。入場整理券が配布されます。
入場整理券は1人につき1枚必要なので、かならず人数分をもらうようにしてくださいね。
瀬戸内国際芸術祭期間中の土日祝は早い時間に入場整理券の配布が終わることがあるので、鑑賞したい方は早めに手に入れておきましょう。
私にとって初めてのインスタレーションだった南寺。
不思議な体験にすっかり虜になり、瀬戸内国際芸術祭で直島を訪れるたびに鑑賞しています。
碁会所(ごかいしょ)
碁会所(ごかいしょ)[須田悦弘]
中に入ると左右に2つ、似たような和室のしつらえにちりばめられた椿の花。
椿の花は木彫の作品で、庭には本物の五色椿の木が植えられています。
椿が咲いている時期に観てみたいなと思っているのですが、なかなか機会がありません。
椿の花とともに置かれている竹は、一つは本物の竹ですが、もう一つは木彫なのだそう。
どちらの部屋の竹が本物なのか、見比べてみてください。
石橋/ザ・フォールズ/空の庭
石橋/ザ・フォールズ/空の庭[千住博]
はいしゃ/舌上夢/ボッコン覗
はいしゃ/舌上夢/ボッコン覗[大竹伸朗]
きんざ/このことを
きんざ/このことを[内藤礼]
完全予約制の作品で、私はまだ鑑賞したことがありません。
瀬戸内国際芸術祭の頃は予約が埋まっていてとれないんですよね…
ANDO MUSEUM
ANDO MUSEUM[安藤忠雄]
直島ホール
直島ホール[三分一博志]
地域住民のための多目的施設。
本村の町の中にあるアート
本村を歩いていると、「おや?」と思うようなものに出会います。
路地に仕込まれた小さなアートたち。
本村を歩いていると目に留まるのが、変わった形をした表札みたいなもの。
屋号表札とよばれるもので、旧家に伝わる屋号なのだそう。
家の壁にふっとあらわれる、ヒモで描かれた人物。
板壁に映える赤いデザイン。
郵便局の敷地にブイアート。
かわいいかえるちゃんたち!
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